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犬の喧嘩によって怪我をした場合

犬の目が飛び出す

最近では、犬同士の喧嘩もあまり見なくなりましたが、攻撃的な犬はいるものです。さらに、自分が連れている犬も、やや攻撃的だと、出会いがしらに喧嘩になる場合があります。

 

このとき、飼い主が抑えられればいいのですが、引き綱を振り切って、噛み合いになり、犬の目に相手の歯があたると、失明してしまう場合もあるので、注意が必要です。

 

シーズーやパグ等の犬種は特に注意

特に、シーズーやパグ、ペキニーズ、チン、ブルドッグのように、もともと、目が大きい犬は、喧嘩によって、目が飛び出してしまうケースもあるのです。このようなときは、すぐ病院に連絡する必要があります。

 

犬のしつけで、少し強めに頭を叩いただけでも、当たり所が悪ければ、眼球が脱出してしまう場合があるのです。

 

目が飛び出す原因
  • 角膜裂症
  • 眼球脱出
  • 交通事故による怪我
  • 喧嘩による怪我

目の怪我や喧嘩などの衝撃がない場合

角膜裂症は角膜に傷がついた状態をいいます。
その角膜の傷口から、眼球の内容物が飛び出すのです。

 

これは外的障害の場合が多いのです。

 

眼球脱出の場合

眼球が脱出しても、角膜に傷がなければ、出血はおきませんが、目の回りは赤くなり腫れます。
瞼が飛び出した眼球に引っ張られるため、結膜炎や浮腫ができたりして、目から液が出たりします。

 

そのまま放置すると、眼球の表面が乾燥して、組織が壊死しますので
病院で診察を受けたほうがよいです。

 

もう、老衰で死んだ犬は、とても目が弱かったのです。
ある日、仕事から帰ると、目の前にきた犬の目がおかしいのです。
確かに、眼球が飛び出しています。

 

慌てて、病院に電話しましたが、その病院では「もう終了時間ですから難しいです」と断れました。
次の病院に当たり、ようやく時間外に診てもらうことができたのです。
まだ、そのときは、5歳くらいでしたが、「この犬、緑内障だね」と言われました。

 

何かがあったのか、家にいなかったのでわかりません。
もしかして、どこかにぶつかったのかもしれません。

 

ただ、車で長旅をすると、疲れるのか、いつも目が飛び出てきます。
雑種でしたが、目が大きく、もともと、目が弱い犬種もあるのです。

 

治療の方法は瞳孔がが開いているか閉じているかで違う

なぜ、眼鏡が飛び出したか、原因がわかっている場合には、目の状態を調べます。わからない場合は、まず病院に連れて行ったほうがいいです。

 

瞳孔が縮んいる場合

眼球が脱出した衝撃や脱出してからの時間によっても違いますが、眼球脱出した際に、大きな衝撃を受けず、眼球内外に出血がなく瞳孔が縮んでいれば、眼球を洗って、冷やし浮腫みを抑えます。

 

瞼をやさしく引きながら、眼球を押し戻します。
さらに、内科治療をすることで、完治することもあります。

 

このほかは自分で収めるのはやめよう

浮腫みがひどく、眼球自体が腫れているような場合は、まぶたの一部を切除する場合もあります。

 

また、瞳孔が開いている場合など、引っ張られた視神経が傷ついている可能性がある場合などは、治療しても視力障害が残る場合もあります。

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