犬の歩き方や足がおかしい
犬が片足を持ち上げたり、引きずったり、スキップしているかのような、異常な歩き方をする場合があります。
よくあるのは、雑草の種であるトゲトゲのような植物や、折れた木の枝が、散歩したときに、足の裏に刺さったりすると、地面に触れると痛いため足を持ち上げます。
また、地面には金属やガラスの破片が落ちている場合があります。それを犬が踏んでしまい、足を切ってしまうこともあります。
犬の歩き方がおかしい原因
- 小脳の障害
- 骨のガン
- 骨折
- 脱臼
- 股異形成
- レッグ・パーセス症
- ひざのじん帯断裂
- 内耳炎
- 前庭炎
- 怪我
病気ではない怪我の場合
犬が高いところから飛び降りたり、交通事故で足を骨折したり、関節を損傷したことが原因のこともあります。
犬の歩き方がおかしいと思ったら、まず、足の裏を調べて、異物が刺さっていたり、足の裏を切っている場合には、消毒してあげるだけで、治ることがあります。
しかし、傷口が大きく、出血しているような場合には、至急、動物病院で診察してもらいましょう。縫合などの手術が必要な場合があります。
外傷がなく病気の場合
犬の足をみても、外傷がない場合で、ときどき足を持ち上げたり、引きずったりして歩くときは、骨折や脱臼のほか、先天的な関節の異常やレッグ・パーセス症、じん帯の断裂、さらに骨のガンなどの可能性もあります。
これらは、緊急事態となることもあるので、ただちに動物病院での診察が必要です。
スポンサーリンク
関連ページ
- 犬に大量のフケが出る
- 犬の被毛を掻き分けて、皮膚の表面を観察すると、フケが動いているように見えたら、そこにはツメダニが集団で寄生している可能性があります。そのまま放置すると皮膚炎になる可能性もあります
- 犬の血を吸うマダニ
- 犬の目のふちや耳の付け根や頬、肩、前足、ときには指の間などに小さい赤黒いダニが寄生することがあります。 お散歩中に草むらなどにマダニが潜んでいます。犬の血を吸って小豆大くらいに大きくなります。
- 怪我でショック状態
- 犬が怪我などでショック状態になったら緊急事態。ショック症状は、気を失っているわけではありません。ショック症状を放置しておくと、意識を失ってしまいますので、その前段階とみなければなりません。
- 耳をかいたり頭を強くふる
- 犬の耳の穴は、人間より複雑で通気性が悪いのですが、とても敏感で、複雑な耳の構造のために、外耳炎などの耳の病気を起こすのは珍しいことではありません。
- 目ヤニや涙が止まらない
- 犬の目は地面に近いところにあるので、砂埃やゴミが入りやすいのです。そのため、目が病気になったり、怪我をする可能性が高いのです。
- よだれがひどい
- 犬は口からよだれを出して、暑い時は体温を調節します。とくに、鼻先が短い犬種や、大型犬などは、よくよだれを垂らします。しかし、よだれを垂らしすぎていると病気のサインのこともあるのです。
- 犬の口臭がひどい
- 犬の口臭が病気のサインのときがあります。人間でも口臭が病気を疑わせることがあります。ときどき、犬の口臭をチェックするのは健康状態をみるのに必要な目安になります。
- 犬の白内障
- 犬の眼球の表面が白っぽく見えるか、眼球の奥が濁って白っぽくみえるのかで、原因は違ってきます。また、黒目や白目の変色で病名も違います。
- 急に太る痩せる
- 生活環境や特に食生活を変えたというわけではないのに、犬が急に太ってきた、痩せてきたとしたら、それは病気が原因なのではないかと疑ってみなければなりません。
- 犬が異常に水を飲む
- 犬は健康なときでもよく水を飲みますし、激しく運動したときなどは、かなり水を飲みます。しかし、運動もしないのに、たびたび、異常に犬が水をよく飲むようなら、病気を疑ってみましょう。
- 犬が脱毛
- 犬は初夏の頃や秋口には激しく毛が抜けます。これは病気ではありません。しかし季節による毛の抜け変わり以外で、全身の毛やカラダの一部の毛が激しく抜け落ちる場合は、病気による脱毛も考えられます。
- 犬がカラダを激しく掻く
- 犬が激しく身体を掻いて、引っかいたところの皮膚が赤く剥けてしまい、ただれてしまうことさえもあります。皮膚が炎症を起こしている場合などは、その痛みと痒みに苦しんでいることになります。