キャバリアのかかりやすい病気と寿命
キャバリアの先天異常として、口蓋裂やさいヘルニア(出べそ)などがあります。
その他に、僧帽弁閉鎖不全症という遺伝子疾患があります。
これは、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁の異常で、キャバリアでは、1歳で33%、4歳以上では60%にもなります。
また、キャバリアは脊髄空洞症という遺伝子疾患が発症率が高いのです。
頭蓋骨が脳の大きさに対して小さくなるように品種改良したため、
脳脊髄液の流れが悪くなり、脳の圧力が高くなりすぎることが原因です。
他の犬種では珍しい病気ですが、キャバリアでは90パーセント以上の割合で問題がある場合もあります。
しかし、この病気が原因の症状としては現れることは少ないのです。
頭の後ろを触られるのを嫌がったり、足で頭の後ろをかく動作をする場合は発症の可能性があります。
このほかに肥満は健康上最大の敵となります。
お散歩しているときに、キャバリアがやけに痩せているので
飼い主に聞いたら、食事制限をしていると言っていました。
うちの犬の半分にもならないほど痩せているのです。
これには可愛そうになりました。
寿命:約13~15年
キャバリアのかかりやすい病気
- 心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)
- 糖尿病
- 口蓋裂、さいヘルニア(出べそ)
- 膝蓋骨の脱臼
- 白内障
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