シーズーのかかりやすい病気と寿命
シーズーは中国では 「獅子犬」(シーツーコウ)とも呼ばれ、
清朝末期の主に宮廷や貴人達の間で飼われていた犬です。
そのため、無駄吠えも少なく快活で、
小児や高齢者のいるファミリーでも飼育可能です。
もともと、シーズーはラサ・アプソとペキニーズを人工的に掛け合わせて作った犬種で、祖先犬の出身地のラサ・アプソは高山気候で、ペキニーズは亜寒帯冬季少雨気候です。そのため、暑さには弱い方なので健康管理に注意しなければなりません。
顔が扁平で目が大きい犬の宿命としては眼病にかかりやすいのです。
被毛が眼球傷つけやすいく、眼球に涙で濡れなくなるため、角膜に炎症を起こすことが多いのです。
また、頭部に衝撃を受けたり、ひどく興奮すると、眼球が飛び出すことがあり、普段から注意が必要です。小型犬ながら、身体はかなり頑強です。
寿命:約12~14年
シーズーのかかりやすい病気
- 腎臓の障害(腎皮質形成不全、腎形成不全)
- 眼瞼内反症
- 角膜炎(乾性角膜炎、角膜潰瘍)
- まつ毛の乱生
- 進行性網膜萎縮
- 網膜剥離
- アレルギー
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