プードルのかかりやすい病気と寿命
プードルは巻き毛のシングルコートで毛は抜けにくく、
抜け毛や犬特有の体臭もほとんど無いことが家庭犬としての人気の理由の一つでもあります。
逆に、非常に毛が絡みやすく、毛玉ができやすいため
毎日のブラッシング、定期的なトリミングが欠かせないのです。
また、トイプードルなど人気の犬種であるため、
他の犬種との交配による交雑犬や別犬種の作出も盛んです。
性格は利口で活発、活動的で、最も知能の高い犬種のひとつです。
躾やすいほうですが、甘えん坊で神経質な一面もあります。
そのため、非常にデリケートな犬種であるといえます。
それは、皮膚病やアレルギー、目や耳の病気にかかりやすいともいえるのです。
攻撃性が出るプードルもいる
もともと知能も社会性も高い犬種ですが、トイプードルには優越性から生じる攻撃性があり、
また、日本ではあまり馴染みのないミニチュア・プードルには恐怖感による攻撃性を持つ場合が多いと報告されています。
遺伝的欠陥による目の病気
さらに、世界的に繁殖が行われた結果、眼瞼けいれんを引き起こす「まつ毛の重生」を起こしたり、涙を出す管が閉じて過剰に涙が流れる流涙症となる「涙管閉塞」を引き起こす場合があります。
寿命:約10~14年
プードルのかかりやすい病気
- 低血糖症
- 睾丸停滞(オスの場合)
- 気管虚脱
- 過敏性皮膚炎
- てんかん
- 黒内障性白痴(ミニチュア・プードルに多い)
- 白内障(若年で発症して視力を失うこともある)
- 昼盲症(ミニチュア・プードルに多い)
- ファン・ビレブラント(出血傾向がある)
- 膝蓋骨の脱臼
- 眼瞼内反症
- クッシング症候群
- 軟骨形成不全(ミニチュア・プードルに多い)
- がん
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