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ヨークシャー・テリアのかかりやすい病気と寿命

ヨークシャーテリアは骨が弱く虫歯、歯周病になりやすい

ヨークシャー・テリアは、犬種の中ではチワワに次ぐ小型な犬種です。
成長しても2~3kg程度にしかならないのが通常ですが、
しばしば7kg程度までの大きなヨーキーが現れることもあります。

 

ヨークシャー・テリアは、その美しい絹のような毛質から「動く宝石」と言われます。
被毛が地面まで届くフルコートが美しいとされていますが、
家庭犬では毛の手入れが大変なために、短く刈り込みしていることが多いのです。

 

ひざ(膝蓋骨)の脱臼は、ヨークシャテリアの犬種が常に悩まされる病気で、
しばしば幼犬時から足を引きずる症状を見せます。
さらに、骨が弱く、虫歯、歯周病になりやすいのです。

 

また、頸椎の歯状突起の形成不全が生じやすく、
首や背中の痛みから四肢の麻痺まであらゆる神経障害がでます。

 

目の異常としては、乾性角膜炎とまつ毛重生がみられます。

 

遺伝性の疾患

小型犬と同様、ヨーキーも幼犬のときによく低血糖症になり、しばしば致命的となります。
また、嘔吐や下痢が非常に高率で発生します。

 

さらに、膝蓋骨脱臼、水頭症、糖尿病、気管虚脱がよく見られます。
購入時には、遺伝病がないかにつきよく血統を確認することが必要です。

 

 

寿命約12~14年

 

ヨークシャー・テリアのかかりやすい病気

  • 膝蓋骨の脱臼
  • 歯突起の形成不全(首の骨の病気で神経に異常が生じる)
  • 乾性角膜炎(ドライアイ)
  • まつ毛の重生
  • 水頭症
  • 肝性脳症(門脈シャント)
  • レッグ・パーセス病

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